JAPAN BRAND
各地のプロジェクト紹介
  • img

    戦略策定支援事業

  •  

bullet過去の採択プロジェクト一覧


香川漆器ブランド化事業 (No. 321 )

香川県
高松商工会議所
TEL: 087-825-3508

香川漆器は、江戸時代後期から有力大名への進物となる大名調度類を中心に発展してきました。明るく明快な色彩を特徴とする香川漆器は、明治20年(1887年)にフランス万博で銀牌受賞した歴史があるなど、早くから世界に紹介され、加飾の美しさや堅固さでは、世界に誇りうる漆器です。現在では蒟醤、存清、彫漆、後藤塗、象谷塗の5つの技法が、国の伝統的工芸品に指定されています。また、後継者養成施設として、昭和29年(1954年)に、都道府県では全国で初めて、香川県が香川県漆芸研究所を設置し、ここがわが国の漆芸界をリードしてきました。
低価格、大量生産の時代から、高付加価値、希少性のある、「本物」を求める時代となった今、漆器は、修理・修復が可能であり、地球環境に優しい、21世紀の生活に不可欠のものとして見直されてきています。
香川漆器は、本プロジェクトで「伝統と革新、そして未来へ」をテーマに新たな挑戦をします。
ユーザーに幸せを与え、売れ続ける香川漆器づくりのフレーム造りが始まります。

活用する地域資源: 香川漆器
香川漆器は、明るく明快な色彩を用いているのが特色です。加飾の美しさや堅固さでは、世界に誇りうる漆器です。
技法を伝承するための後継者養成施設として、昭和29年に、都道府県では全国で初めて、香川県が香川県漆芸研究所を設置しました。

福岡県産ブランド連携 上野焼海外進出プロジェクト (No. 322 )

福岡県
福智町商工会
TEL: 0947-28-5055

上野焼(あがのやき) 野点セット 〜プチ茶道〜
400年の伝統に培われた伝統的工芸品「上野焼(あがのやき)」を核とした福岡県内の伝統的工芸品、博多織、大川井草、そして農産物八女茶等の地域資源が一体となった野点セットを考案しました。日常の生活空間を豊かに演出する新しいブランドです。
上野焼は茶陶から発した陶器です。茶道に造詣が深く、千利休から直接教えを受けた茶人大名豊前小倉藩主・細川忠興(ただおき)候が、1602年に朝鮮の陶工・尊楷( そんかい) を豊前上野(あがの)に招き開窯させたのが上野焼の始まりです。特に緑の釉薬(ゆうやく)は、アガノグリーンと言われ広く県内の焼物愛好家に親しまれています。
こうした茶陶の精神を生かして県内の他産地とコラボしたものが上野焼野点セットです。いわばプチ茶道というものです。持ち運びに便利で、日常的に使っていただくために造形しました。
ブランドコンセプトは、「日本の茶道文化を気軽に体験してみませんか?」。
国内はもとよりドイツ、フランス、アメリカの日本文化愛好家など幅広い方々にお勧めしたいものです。
抹茶碗は、陶工が一つ一つロクロをまわしたり、削ったりして作るもので、寸分違わないものはありません。世界でたった一つのモノということになります。趣の深い造形美を堪能していただければと思います。

活用する地域資源: 上野焼
2002年に上野焼開窯400年祭を開催しました。上野焼の名前が「うえのやき」と読まれてしまうことが多々あり、産地としては残念な思いです。野点セットはこうした産地の知名度を上げるためのものとして考案しました。

TSUMUGI_OSHIMA:大島紬の技術・デザインを活用した高級服飾雑貨と異素材製品開発の戦略策定 (No. 323 )

鹿児島県
与論町商工会
TEL: 0997-97-2113

「TSUMUGI_OSHIMA」大島紬の伝統を現代風にアレンジし、上質なライフスタイルを提案
1600年の歴史を持つ大島紬は、40を越える製造工程の中にいくつもの先人の知恵が織り込まれています。渋みのある独特の色合いや柔らかな肌触り、保温性の高さなどの特徴がある大島紬の意匠・技術を活かし、異素材への適用や服飾雑貨等の開発を通して、新しいライフスタイルの提案を目指していきます。

■New Challenge(新たな挑戦)
このプロジェクトでは、絹糸にだけこだわるのではなく、カシミヤ等の異素材を使用することによって大島紬の新たな魅力を引き出します。デザインにおいても、現代のニーズにあったデザインを考案し、大島紬の今までにない一面を見せていきます。これにより老若男女問わずさまざまな用途にあった商品展開を目指します。

■Material(素材)
大島紬伝統の泥染めの糸を縦糸に、「繊維の宝石」ともいわれている高級素材のカシミヤの繊維を横糸に使用し伝統技術の手織りによって、今まで以上の保湿性や保温性、肌触りの柔らかさを目指します。

■Charm(魅力)
染められた糸一本一本の絣(かすり)を合わせながら織る高い技術は、世界の三大織物に数えられ、手織りで織られたその独特な光沢と肌触りは他に類をみません。

■In Conclusion(最後に)
私たちは、長い歴史と伝統に裏打ちされた確かな技術をもって商品開発に取り組んでいます。本物の職人が創った本物の品を、本物をわかっていただける方へ直接届けることが出来る事、それが私たちの目指す道です。すべては、日本にしかない素晴らしい技術と本物を望む全ての人の為に。

活用する地域資源: 大島紬
鹿児島や奄美地域で生産される「本場大島紬」は、経済産業省が認定する伝統的工芸品の一つ。車輪梅と田の泥を使った「泥染め」、精巧な図柄の手織り、柔らかな肌触りや保温性の高さが相まって、根強い人気があります。

高浜焼きと天草パールとのコラボレーションによる新たな伝統産業のJAPANブランド創出事業 (No. 324 )

熊本県
日本海洋開発研究財団
TEL: 0969-56-1155
天草パールセンター内

天草は世界に誇れる2大地域資源(天草あこや貝真珠、天草陶石)を有しながらも、アピール不足により注目されてきませんでした。本事業ではその2つの資源を活用して、それぞれ単独に、またはコラボによる新しい商品を開発し、新しく世界から注目される「日本の逸品」としての伝統的工芸品に仕上げていきます。
我が国における磁器の始まりは、1616年、李参平が有田で窯を開いたのが始まりとされていますが、それに次ぐ2番目に古い歴史を持つのが、天草です。世界的な陶磁器の原料である天草陶石は、高い強度で堅く、仕上がりにおいての濁りのない白い美しさから高く評価され、平賀源内から「天下無双品」とも絶賛されました。17世紀頃からマイセンの原料としても輸出されてきたことはあまり知られていませんが、年間出荷量は3万トン(2003年)で、全国陶石生産量の実に80%を占めています。
一方、日本が誇るあこや貝真珠は、伊勢志摩を始め全国数カ所でのみ養殖されていますが、その品質の高さは今や世界が認めるところであり、その中でも天草真珠は、生産量こそ多くはありませんが、特に色・照り・艶の良さは定評があります。

新商品は次の5つを中心に開発予定です。
(1)「月のしずく」シリーズ。天草真珠と天草陶石の、ペンダント・お香立て・箸置きなどのコラボ商品
(2)「天草志史」と称する、今までにない金箔とカラーの絵を施した若手薩摩ボタン絵付け師の起用
(3)天草在住の若手アーティスト起用によるカジュアル文具「Junco in Amakusa」の商品開発
(4)従来ある天草陶石の持つ、濁りのない白い堅さをどこまでも表現した磁器の再開発
(5)21世紀アート大賞2001に入賞を果たした地元陶芸家・許斐良介による大型オブジェ制作

活用する地域資源: 天草真珠(あこや貝)・天草陶石
○ 天草あこや貝真珠は、プランクトンが豊富な内海でありながら、有明海と不知火海がぶつかりジェット海流が出来る特殊な海域に生息し、その光沢を始めとする品質は高く評価されています。
○ 天草陶石も、江戸時代からマイセンや有田の殆どの原料として貿易されるほど、その白さと硬度には高い品質を誇ります。
○ 天草が世界に誇るこの2大地域資源を、単独でまたはコラボで商品開発を新たにしていきます。
○ 長い歴史の中で培われてきた伝統的工芸品の力強さ。
○ 21世紀のアート大賞にノミネートされる位の実力あるアーティストの存在。

亀田縞 (No. 326 )

新潟県
亀田繊維工業協同組合
TEL: 025-381-4105

日本古来の伝統織物としての価値観
200余年の伝統に培われた亀田縞。かつて当地農村で綿の栽培が行われていた事から、木綿織は農家の自給用として使用され冬季の副業として織られていました。
明治大正期に全盛期を迎えますが、昭和16年頃に戦時のため、その歴史はいったん閉じる事になります。変遷を経て業界の委託生産体制からの脱却策の模索中、亀田縞の古布を発掘。2004年7月に組合においてマス見本を開発して復刻のきっかけをつくり、9月からは各分野、マスコミ等から取材や注目を集めました。2005年からは製造元自身によって商品の企画・直販・ネット販売をしています。

伝統技術へのこだわり、亀田縞ブランド復刻
糸染めから始まり織物にしていく伝統的な技法。
手紡ぎ風なムラ糸にインディゴ染と多彩なカラーとを組合せた縞模様織物。生地や製品が創り出す素朴感のある独自の縞模様の世界を提案しています。ソフトで温かみのある素材「亀田縞」は、日常空間を演出する癒しのGoodsとして多様なライフシーンに融け込み愛用されています。

新技術開発の取組(解し織物)
こだわりの先染織物技法を基軸として、独自に機械設計から手掛けたハードを開発。「解し織物亀田縞」として商品企画の拡充をめざした新分野の研究開発しています。

活用する地域資源: 亀田の先染織物
先染織物(糸を先に染めた後、織る技法)

朝霧ヨーグル豚『空飛ぶ朝霧ヨーグル豚』 (No. 327 )

静岡県
朝霧ヨーグル豚販売協同組合
TEL: 0544-58-8839

朝霧ヨーグル豚とは、朝霧高原を中心とした富士山周辺で、独自の発酵技術であるヨーグルト状に加工した特別な飼料を使用し、丹精込めて育てた三元豚です。飼料の主な原料は小麦類、大豆類、野菜類、牛乳、ヨーグルトなどを中心とした、国内で厳選調達した食品副産物です。朝霧ヨーグル豚の特徴として、食味が良く筋繊維が細かくさし状に脂が入り込んでいる部分があることから、比較的柔らかく冷めても美味しいと評判です。また、不飽和脂肪酸が多いため、脂の融点が低く後味がすっきりしていますのでお子様からご年配の方まで大好評です。

地元で育て、地元で加工、地元で販売、そして、お取り寄せも人気でありこの素材の良さを活かしてハムやソーセージ、餃子も富士山麓で作っています。道の駅あさぎり高原では、開駅以来の人気商品である朝霧ヨーグル豚のポークハム、ソーセージは言うに及ばす、通常は臭気上の課題からレトルト化が難しかった小腸を、丁寧な加工技術でモツカレーとして新商品を開発してロングセラーとなっております。

『朝霧ヨーグル豚による地域おこし構想』
『バイオマス・ニッポン構想』を先取りし実現しております。2003年第9回日本計画行政学会計画賞優秀賞(最優秀賞は横浜赤レンガ倉庫)をはじめ、2005年第14回静岡県ニュービジネス大賞、2007年財団法人地域活性化センター都道府県お墨付き『特産品倶楽部』(静岡県代表)選出と、環境に配慮し地域とともに歩む『朝霧ヨーグル豚』は食料とエネルギーの自給率向上に貢献するニューアグリコミュニティを作ります。

活用する地域資源: 豚肉(朝霧ヨーグル豚)

「asahineko」海外展開プロジェクト (No. 329 )

愛知県
特定非営利法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト
TEL: 052-339-3260

伊勢神宮式年遷宮のご神木の里としても名が知れている中津川市付知町。漢字検定ではありませんが、読める方はかなりのマニア。付知は「つけち」と読みます。豊かな木材資源を背景に多くの木工産業がある産地で、地図で見ると日本のちょうど真ん中に見つけることができます。 2008年、この付知の木工産業を再構築するプロジェクト「asahineko」がスタートしました。
木曽五木といわれる地元の針葉樹、あすなろ、さわら、ひのき、ねずこ、こうやまき、の頭文字を並べた名前ですが、この呼び名は地元では子どもが木の名前を覚えるときに教わる昔なじみのもので、付知に根付く木の文化をそのままプロジェクトの名前にしています。
多岐にわたる木工の可能性の中で私たちが注目したのは、食にまつわる道具作りです。
毎日使う、装って使う、気軽に使う、手入れして使う、など、単に食事をするシーンの彩りだけでなく、食を楽しむために必要な行為をさまざまな角度から見直し、道具の提案をします。 プロジェクトに関わっているのは全て40〜50代の男性。
いままでの「台所道具」視点から離れて、タフでこだわりのある道具作りに取り組んでいます。

活用する地域資源: 木曽五木と中津川市付知町の木工技術
木曽五木は水湿に対する強さ、堅牢さ、見た目の美しさなどが特長の針葉樹。付知町の木工技術は多様な形状をハンドメイドで実現できます。

ロシア・欧州市場における美濃和紙ブランドの確立 (No. 330 )

岐阜県
美濃和紙ブランド協同組合
TEL: 0575-46-2751

“伝統的な手漉き製法”と“革新的な機械漉き製法”との融合が
“和紙に包まれた温かみのある心豊かな日本のライフスタイル”を実現


1300年以上の歴史と伝統を誇る美濃の手漉き和紙。
奈良時代に戸籍用紙、写経用紙として用いられ、その後の江戸時代には障子用紙として発展してきた美濃和紙は繊細できめ細やかな風合いを持ちながら、美しくて丈夫なのが最大の特徴です。
その優れた特徴を、いかにして現在の生活文化の場に生かしていくかが、継承者である我々の重要な課題です。長い時を経て、時代のニーズはより高度な機能性、あるいはデザイン的に優れた感性を求めています。「LIFE WITH WASHI」伝統的な美濃手漉き和紙と新しいテクノロジーが生み出す美濃和紙が、そのどちらも現代の生活の中で空気のように利用される道具やモノとしての潜在するニーズは何かを模索し、それを掘り起こすことが和紙の将来を拓くことと我々は信じています。

活用する地域資源: 美濃和紙
西暦610年に高麗の僧、曇徴により紙が伝えられて以来、1300年もの時を経て、原料や製法を独自に改良した結果、その美しさや強さにおいて、日本三大和紙のひとつとして世界的に高い評価を得ています。薄くて丈夫で漉きムラがないという特徴から、障子紙や記録用紙などの日常的なもの以外にも実に多種多様な用途で使用されています。

中能登町JAPANブランド育成支援事業 (No. 332 )

石川県
中能登町商工会
TEL: 0767-76-1221

織の歴史と技術を誇る中能登町に、20万点余りの彩どりの系譜が加わりました。これほどまでのデザインがあったのか…
およそ人間の営みの中ですべてのものに彩どりが必要です。20万点の織物サンプルの柄と豊富な素材、インクジェットプリンターを使用してのオンリーワンの物づくり。つまり、これまでの当織物産地が培ってきた技術と国内外での高い評価を受けているデザインをコラボレーションし顧客ニーズにあった商品開発と新しいオンリーワンのライフスタイルとして世界へ発信していくことを計画しています。これまでも、マンガの主人公とデザイン、織物素材のコラボレーション(浴衣)によるビジネスモデル及びファッションショー、インターネットによるデザインの販売、オリジナルなTシャツのファッションショー等織物とデザインの町ならではの取組を実施しています。
本年5月に、イタリアの世界的ブランドのデザイナー一行が立ち寄られ当織物デザインサンプルを見て、大変貴重なデータであると高く評価されたのをきっかけに世界に向けたブランドを確立することを決心。織物産地押して新たな局面で事業転換をしていく予定でいます。

活用する地域資源: 20万点の織物サンプルデザイン、織物素材
サンプル柄が20万点ある。衣料、非衣料などどのような生地も調達できる。

日本料理“うま味”(UMAMI)プロジェクト〜昆布だし文化のPRによる“食の都・大阪”のブランド構築 (No. 333 )

大阪府
大阪商工会議所
TEL: 06-6944-6323

世界的な日本食ブームのなか、江戸時代から大阪が育んできた日本料理の“うま味”
(UMAMI)のベースである昆布だしやその文化を国内外でPRし、だし昆布や健康食品でもある加工昆布を開発販売、同時に大阪において、だし文化体感ツアーを行い、“食の都・大阪”のブランド構築を目指します。
大阪は江戸時代から、全国からの食材が集まる「天下の台所」として栄え、その後、食の発信地として日本の食の発展に大きく貢献してきました。オムライスやしゃぶしゃぶなど大阪発祥の料理が数多くあるほか、目の前で出来たての料理が楽しめる新しい食スタイルとして大正時代に誕生した「カウンター割烹」など、食文化も育んできました。なかでも日本料理の軸となる「合わせだし」は大阪で生まれたものであり、それゆえ大阪料理が日本料理となって世界に広まっていったとされています。その“うま味”を形成するのが、昆布のなかでも最高品質と言われる「真コンブ」であり、現在も大阪における消費量が日本全体の8割を占めています。
そこで、大阪の食の“うま味”を形成する「真コンブだし」に焦点をあて、大阪料理が味わえる老舗料亭から、だし文化を象徴する料理である、うどんやたこ焼きに至るまで、幅広くそのだし文化を楽しむツアーやだし文化セミナーなど行い、多様な大阪の食の魅力をPRしていきます。

活用する地域資源: 大阪の食の“うま味”を形成する「真コンブだし」
昆布のなかでも最高品質と言われる「真コンブ」は、大阪における消費量が日本全体の8割を占めています。この「真コンブ」からとる“だし”が大阪の食の“うま味”を形成しています。日本料理の軸となる「合わせだし」は大阪発祥であり、それゆえ大阪料理が日本料理となって世界に広まっていったとされています。