JAPAN BRAND
各地のプロジェクト紹介
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    戦略策定支援事業

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bullet過去の採択プロジェクト一覧


仙台箪笥世界ブランド化プロジェクトSENDAI TANSU (No. 310 )

宮城県
仙台箪笥協同組合
TEL: 022-302-1505

仙台箪笥は、江戸時代の武家が刀を入れた「刀箪笥」、千石船で重要な書類や金庫を入れた「船箪笥」が原型であり、19世紀後半に、現在の木地・塗り・金具が三位一体となって仕上げられる仙台箪笥様式が確立されたと言われています。欅等の木地に漆や手打ち金具で装飾された、堅牢で重厚な日本の伝統的箪笥のひとつです。
現在、仙台箪笥協同組合では、「伝統と近代の融合」や「生活者起点の発想」などを基本に、新たなJAPANブランド商品を目指した新ブランド「(仮称)SENDAI TANSU」の開発戦略を策定中です。開発コンセプトを「生活者とって大切なものをしまう」とし、先人達が大切にしまっていた、刀やお金などの収納具を、現在のニーズに対応した、生活者が必要としている商品やサービスの検討を行っています。

活用する地域資源: 仙台箪笥
材料は欅・栗・杉や桐材等を使用し、塗装は漆を用いた「木地呂塗」です。金具は鉄、銅、真鍮に唐獅子や唐草などの動植物の「彫金」がされております。隠しや仕掛けがあるのも仙台箪笥の特徴です。

木曽漆器&木工品のグローバル・ブランド開発プロジェクト (No. 311 )

長野県
特定非営利活動法人 木曽情報技術支援センター
TEL: 0264-22-2210

豊かな森林資源と古代日本の主要な街道(中山道)という流通資源に恵まれた木曽地方には、400年前より木工品、漆器の産業が栄えそれらが伝統工芸品として現在まで受け継がれてきました。
木曽地方では、その技術伝承のため漆、木工それぞれに公立の技能者養成機関が設けられ人材の育成が図られています。また、同時に蓄積された技術、ノウハウ、生産設備が整っており木曽漆器や木工品は現在でも高く評価され、1998年の長野冬季オリンピックでは木曽漆製の入賞メダルが使用されました。
今回のプロジェクトでは、この木曽の地で受け継がれてきた伝統技術をグローバルな感覚にマッチさせて、日本文化に魅力を感じる欧米の人々に発信できる製品を開発します。その一例として、長野県の伝統産業で、精密機械技術である時計と木曽漆器技術をコラボレートした製品を展開します。

活用する地域資源: 木曽漆器と木工品
400年間木曽の代表的な産業として受け継がれ、認められてきた実績と技術、木工及び漆の技術専門学校、旧楢川村地域の設備および生産ノウハウがあります。

小ロット高付加価値綿織物生産供給戦略策定事業 (No. 312 )

静岡県
浜松商工会議所
TEL: 053-452-1114

全国有数の綿織物産地である浜松地域には、旧型シャトル織機などを使う小規模事業所が数多く存在していることから、私たちは今回のプロジェクトを通じて、浜松市や周辺地域の協力を得て、古くから伝わる綿織物業の再生を目指していきたいと考えています。
現在、開発中の新ブランド「eee-sweat」は、「T・H・D La maison」のファッションデザイナー・畠山巧氏がプロデュースし、優しく包みこまれるようなナチュラルな肌触りを実現した製品が完成しています。また、商品群としても、ブラウスやキャミソールなどの洋服以外にも、バッグなどの小物がラインナップされる予定です。
旧型シャトル織機は、手作りの風合いを持った温かみのある生地を織ることができるため、多くの皆様に「made in 浜松」の柔らかな着心地を楽しんでいただきたいと思います。

活用する地域資源: SLOWな綿織物
旧型シャトル織機を活用しているため、手づくり風の温かみのある生地を織ることができるほか、超小ロット・高付加価値での対応が可能な産地としての期待が高まっています。

大野醤油世界発信プロジェクト (No. 313 )

石川県
大野醤油協同組合
TEL: 076-268-1301

金沢の食文化を支える醤油です。
大野醤油は400年の伝統を誇る、日本の五大産地の一つに数えられた醤油です。関東や関西とはちがう、金沢の独自の食文化を支えてきました。
始まりは元和年間(16201年頃)、自藩の産業振興に力を注いだ加賀藩3代藩主、前田利常の命により、当町の住人が日本の醤油発祥の地、和歌山県湯浅町にその製法を学んだ事にさかのぼります。以来400年間、顧客との永年の取引により培われてきた、ほんのりとした甘味と素材の旨味を引き立たせる「うまくちしょうゆ」として、好評を得ています。
醤油造りに通常は用いない米麹を加え自然の甘味を付与した「大野紫」、当地を舞台とした映画「しあわせのかおり」にちなんで開発した、香り高い醤油「しあわせのかおり」の開発など、常に新しいニーズの開拓にも努め、日々研鑽をしています。素材の味を引き立てる「大野醤油」を是非一度、お試しください。

活用する地域資源: 日本三名山の一つ 白山の清冽な伏流水
白山の清冽な伏流水を用い、この北陸独特の湿潤な気候風土と、金沢人の厳しい味覚によって大野醤油は育まれてきました。

加賀みそ(加賀みそ100年計画) (No. 314 )

石川県
石川県味噌工業協同組合
TEL: 076-221-2033

「加賀みそ」の歴史と加賀藩の歴史はともに古く、みそは軍需品として統制され、藩は能登に塩田を設けて塩をすべて買い上げ、大豆は藩内では足りず越後から買い入れていたとの記録があります。藩用のみそは、大野、宮越(金石)でつくり、一方は金沢に送り藩主及び武士用とし、一方は江戸に送って江戸諸武士の使用にあてました。藩用のみそはすべて辛みそであったが、その製法にはそれぞれ秘伝があり、大豆、米、塩、麹などの原料配合の割合によって「次郎左衛門味噌」「奥村の味噌」などの名があったと伝えられ、藩の下に複数のみそ製造者がいた証といえます。
加賀藩の歴史とともに、その製造法が改良され現在にいたっています。
「加賀みそ」は比較的塩分が高く、長期熟成型で水分が多く、辛口でこくがある濃厚な味が特徴の味噌です。みそを一段と楽しむには、みそ汁はやや薄めにしたてることです。さらに、みそ汁の具材には魚の切り身や貝類などを一品選ぶと味が一層引き立ちます。あっさりと仕上げる場合は、大根やごぼう、里芋など甘味のでる野菜や油揚げが適しています。
個々の事業者の規模は小さいですが、平成18年度に地域団体商標の取得を行い、地域ブランドとして市場に確固たるポジションの確立を目指しています。
今年度事業の目標は、「加賀みそ」のブランドコンセプトを明確に設定、全国的認知度を高め、海外進出を図るための具体的計画を立案し、次年度以降の展開への足掛かりを作ることを目標として取り組んでいます。

活用する地域資源: 米みそ
加賀百万石の歴史に培われてきた伝統的なみそ

「匠・有松鳴海絞」ブランド戦略のための市場調査 (No. 316 )

愛知県
愛知県絞工業組合
TEL: 052-623-3412

東海道に面し、400年の歴史を有する地域資源「有松鳴海絞」を活用し、「伝統とハイテクとの融合」をキーワードに、産地生産によってJAPANブランドとして通用するハイクオリティな「匠・有松鳴海絞」のブランド戦略と、それに伴う新規販路開拓のために国内外における市場調査を行い、さらなる有松鳴海絞の活性化を図ります。また、欧米にも多岐にわたる産地や有松鳴海絞の紹介とグローバルな展開もあわせて行います。

活用する地域資源: 有松鳴海絞
400年の歴史を有する伝統的工芸品であり、地域団体商標として登録されています。さらに、産地生産による「匠・有松鳴海絞」の商標登録を行い地域資源として活用しています。

BRILLIAN THREAD 燦彩糸 SAN-SAI-SHI 京都山城 (No. 317 )

京都府
城陽商工会議所
TEL: 0774-52-6866

■燦彩糸ブランド
〜プレミアム素材・金銀糸を背景に、そのきらめきで次代を彩る無限の色彩を秘めた「光の糸」〜
ブランド名の『BRILLIAN THREAD 燦彩糸』は、カラーバリエーションが豊富で、無限の色彩を秘めた燦々と輝く光の糸である金銀糸の特徴を表現しています。
極めて付加価値の高い高貴で希少な素材として、極上の品々に用いられてきた金銀糸は、江戸時代からの伝統の技を背景に、ポリエステル・フィルムや真空蒸着法などの先進技術の開発によって、そのきらめきを際立たせた多色化と量産化を実現してきました。
本プロジェクトでは、「光の糸(=金銀糸および色糸を総括した光る糸カテゴリ)」をツールとした、「プロデュースby城陽ブランド」を目指しています。具体的には、「光の糸」の「色」と「形状」と「素材」を起点に、国内及び海外のクリエイターやデザイナーの方々、多様なアートワーク並びに二次加工・最終製品製造企業等と連携することで多様な分野におけるアートワーク、デザインワークを共同企画によって積極的に試み、産地初の新たなコラボレーションブランドを創出したいと考えています。

■金銀糸産地の歴史
京都府・山城地域での金銀糸の製造は、江戸時代に始まり、現在も全国で生産されている金銀糸の約80%を担っています。その中でも城陽の生産量は約50%に達しています。金銀糸の歴史的・独占的な産地として城陽地域には新たなハイニーズに即応する高度な機能が備わっており、技術的蓄積によって多彩な色糸のスピーディな対応、中小規模事業者の集積による少量対応を行ってきました。そして現在も、その活用分野は広がりを続けています。

■江戸時代からの伝統技術で作られる「本金糸」
台紙となる和紙に漆を引き、その上に純度の高い本金箔を熟練の職人が1枚1枚押し、裁断された金箔に正絹糸を芯糸に使用し、拠りあげられた見事な、 ほんまもんの“本金糸”です。

活用する地域資源: 金銀糸
江戸時代から続く金銀糸産地としての技術的蓄積は全国第1位。その結果、全国の金銀糸生産のシェア8割を獲得しています。金銀糸のみならず、分業体制から発展した「着色」や多様な「撚糸」などの応用技術を保有します。和装業界を中心とした顧客の要請に応えるため、金糸・銀糸にこだわらない多種多様な色糸を製造し、開発された糸は膨大に存在します。理論的にカラーバリエーションは無限です。

Traditional 龍野-伝統的だが、輝いている- (No. 318 )

兵庫県
龍野商工会議所
TEL: 0791-63-4141

Traditional龍野 〜伝統的だが輝いている〜
江戸時代より栄えてきた龍野の「淡口醤油」「手延素麺」「皮革」が、三大地場産業。龍野は伝統の街であり“良い商品”“良い技術”“良い文化”が溢れています。これらを伝えるために、従来個別に行われてきたブランド展開を共通の認識のもとに統一することで、「人と技術」、「歴史と伝統」に裏打ちされたイメージを形にし、上質の素材・技術によって創られた龍野の魅力を伝えていきます。
プロジェクト「Traditional龍野」で伝統技術・文化を現代に活かし、 豊かな感性を持つ『人の心』を感じることができる商品群を目指し、400余年の伝統の中から、21世紀を切り拓く商品の数々を多くの方にプレゼンテーションしていきます。

■商品開発
従来のナショナルブランドを含めた商品群に加えて、地産地消にこだわった「淡口醤油」と「手延素麺」、21世紀の新しい特産品として永年の技術を結集した「地ラーメン」の開発に取り組みます。また、一次加工が中心であった皮革を二次加工に進出することで、製造まで一貫した生産体制を確立し、高品質な革製品(鞄、小物等)を提供していきます。

活用する地域資源: 淡口醤油・手延素麺・皮革などの加工技術と原材料
自然と水に育まれた産業は、400年にわたり数々の職人により洗練され発達してきており、その技術・商品は全国有数のもので、いずれもが全国トップシェアの生産量を誇っています。これらをコラボレートすることで、さらに魅力ある商品を発信していきます。

世界へ進出“NUIBALI”エルゴノミクス プロジェクト (No. 319 )

広島県
広島商工会議所
TEL: 082-222-6651

「エルゴノミクス」と「縫針」を、日本の誇る最高の製針技術により融合させた”身体に負担のかからない縫針”について、毎日長時間縫製を行う針子などを対象に市場調査を行います。
特に欧州では健康や安全性に対する関心が非常に高いことから、長時間手縫いをするユーザーの手や腕への負担が少なく、疲労を軽減できる身体に優しい縫針は、縫針を頻繁に使用するキルトや刺繍などのホビー市場や手首の弱い高齢者も対象にできる製品です。
調査対象としては、キルトや刺繍が盛んであり、エルゴノミクスを大変重視している欧州をメインに実施する。キルト・刺繍関連の協会やスクールなどで、毎日長時間縫製を行うキルターや針子などを対象に、縫製の際に腕や手に対する負荷がどの程度軽減されるかなど、使用感、品質、機能性などについての情報収集を行います。一方、手縫針の海外における市場規模や市場価格についての基礎的な調査も行い、その調査結果を基に、次年度に向けた具体的な戦略を策定します。
あわせて、人間工学の専門家による検証を医学的な見地から行い、今後の事業展開の参考になるデータを収集し、付加価値の高い“手縫いの際に腕に負荷のかかりにくい針”の開発にフィードバックします。

※エルゴノミクス(人間工学)
人に優しい技術、使いやすい機器、人間の能力にふさわしい用具・技術・環境の条件を研究し、より安全な製品の開発、快適な仕事場や住まい、高齢者に優しい環境、使いやすい情報機器、ストレス対策に役立てようとする学問領域。近年、様々な分野で注目を集めてきています。

活用する地域資源: 手縫い針
広島を代表する伝統産業であり、国内生産量のほぼ100%を占める「縫針」について、手縫いの際に“からだに負担のかからない”高付加価値な縫針を開発し、海外マーケットへ展開していくため、健康や安全性に対する意識が高い欧州をメインに、ニーズ・市場調査を実施します。

宇和島パール「Sea Lovers/シーラバーズ」 (No. 320 )

愛媛県
宇和島商工会議所
TEL: 0895-22-5555

宇和島パールは生産量と品質の高さから業界では有名です。製品としては宝飾品が定番であるが、従来の真珠に求められるフォーマルな重厚感よりも、近年はファッション性の高い時計付きのブレスレット等が若い女性に人気があり、ファッション性や個性を重視したカジュアルな使い方をする傾向にあります。本プロジェクトでは、真珠=宝飾品との概念を取り払い、消費者に向けた真珠の新たな取組みとして「真珠+異素材(愛媛の伝統産業など)」を軸に、ファッション、インテリア分野など、新たな市場への展開を図っていきます。宇和島真珠の品質の高さとデザイン力によってオリジナリティーあふれる商品開発が期待されます。
宇和島パール製品の新しい提案より、現在のライフスタイルにあった「新しい日本の美」を広く世界で感じてもらいたいと思っています。
ブランド名の「Sea Lovers/シーラバーズ」は海の恋人を意味し、自然豊かな宇和海で育まれた宇和島真珠の深く神秘的な輝きをイメージしたもの。マークは、「真珠貝と真珠」「養殖の網と魚」「海の波」「みんな仲良く」を表現。宇和島真珠を世界へ広めたいとの思いが込められいます。

活用する地域資源: 宇和島真珠
四国の西南部に位置する宇和島市。宇和海に面する沿岸は、入江と半島が複雑に交錯する変化に富んだ典型的なリアス式海岸が続く。このような地形を活かした真珠、真珠母貝の養殖は明治40年にはじめられ、大正4年には、真円真珠の生産に成功するなどして、全国有数の生産地として知られています。また、生産高においても、昭和53年には三重県を抜いて、生産高日本一を記録し、昭和61年から平成9年まで連続で真珠生産高日本一、平成13年以降は常に長崎県と僅差で1位を争う状況にあり、愛媛県の代表的な地域資源です。